遺言書を書くときの注意点

遺言書を書くときには注意が必要

遺言書には特定の書式があるという訳ではなく、法律で決められた条件を満たしていれば原則に自由に作成することができます。ただし記載が曖昧なため、トラブルや家族や親族間での争いの原因となる事も珍しくありません。そのためしっかりとした記載を心がける事が大事です。

法律の要件を守った遺言書であることが大切

まず基本的な注意点としてすべて直筆で書くことです。パソコンで作成しサインだけ自分で書くというのはよくありません。また、保管場所も大事です。死後に文書を家族が見つけられないというトラブルも十分に考えられるので信頼できる人に預けるか、もしくは自分で保管するとしても見つけやすい場所に保管する事が大事です。

通常、証人を立てて公証役場で内容認証をしてもらうのが一般的です。これは自筆の物と作り方はほぼ一緒ですが、偽造や紛失などのトラブルを避けるという意味もあります。どちらの方法を取るにしても、作成する際には法律で決められている条件を守ることが大切です。

財産の総額と相続配分をしっかり記す

また、遺言書は遺された家族や親族にとって重要なものです。
夫婦間に子どもがいなかったという場合、文書がないと遺された遺族で財産を分けることになりますが、配偶者には財産の4分の3、兄弟姉妹は残りの4分の1を相続することになります。全てを配偶者に相続させたい場合には、文書にその旨を記載する必要があります。 そして、相続人がいないという場合には特別な理由がない限り、遺産はその全てが国に帰属することになります。生前お世話になった人に遺贈したい場合や寄付をしたいという考えがある場合にも文書として残しておく必要があると言えます。

夫婦として共同生活を営んでいた場合でも、婚姻関係になかった場合には相続権は無いと判断されます。そのため、内縁関係にあるという場合には、遺言書を残しておくことにより、遺産の相続をすることが出来るようになります。 一度作成した文書は、何度でも修正や書き直しをすることが可能なので、自らの状況を見て定期的に見直すことも必要です。